OTTOCAST CarPlay AI Box Android 9.0のマップ表示を比較してみる(後編)

OTTOCAST CarPlay AI Box Android 9.0のマップ表示を比較してみる(後編)

さて、前編に続いて後編です。


前回、プリコンディショニング機能を使って起動することをお伝えしましたが、僕の使い方だとこの機能を使わなくても発車するときには大体起動しているという状態であることが分かりました。

大体いきなり車庫から発進することは少なく、駐車場は運転手側しか乗り降りできない+荷物をトランクに積むスペースがないことから、
 ①車庫から出して家の前に停め直す
 ②荷物を載せたり家人を乗せるために少し待つ
 ③発進
となります。①でドアを開けた段階で通電してOTTOCAST CarPlay AI Box Android 9.0が起動を開始するため、②の間には大体起動しています。

また、プラグインハイブリッドであることから、②の時もアイドリングを気にしなくても良いためにエンジンスイッチを切らなくてもガソリン消費の罪悪感もなく待つことができるのも良いところです。

ただ、家を出る時に起動に失敗することはほぼないのですが、スーパーで買い物をして帰る帰り道や、途中でコンビニに寄ったりする時に再度エンジンスイッチをオンにすると、端末は起動はしているようなのですが結構な確度で車側からCar Play端末として認識されず、ケーブルを何回か抜き差しすることがあります。これについては原因はよく分からず試行錯誤中です。(長くても1時間以内くらいの比較的短時間の停車の時にこうなっているように思います。)


さて、前回お伝えできなかったカーナビ用の画面がどう表示されるかです。

OTTOCAST CarPlay AI Box Android 9.0でプジョー508につなぎ、Androidアプリを起動して画面表示した写真早速並べていきます。(少しピンボケもありますがご容赦ください)

日常的には分かっているルートを走ることが多いと思うので、カーナビ機能は動作させていない状態の図です。(なお、場所は洗車や給油で使っているガソリンスタンド)

Yahooカーナビの通常画面


Yahooカーナビの運転中マップ(少し字や線が太くなってくっきり)


GoogleMapの地図画面


Android Autoの地図画面


オービスガイドの地図画面


画面表示なのであくまで個人の好みですが、見やすいのはYahooカーナビの運転中マップオービスガイドの地図画面と思います。(Android Autoは情報量が少なすぎて物足りず、Google Mapは中央に自分がいるのと不要な窓が多くて情報が隠れてしまう。)

そして前回も触れましたが、渋滞情報はやはりGoogle Mapの情報をもとにしているアプリが正確ですので、渋滞情報はGoogleMapの地図画面オービスガイドの地図画面が優秀です。(Android Autoは見づらい。)

そのため、僕の中のデフォルトは

オービスガイドの地図画面

となった次第です。このアプリの唯一かつ最大の弱点は

「ナビ機能がない」

なのですが、それについては日々使っていない旧機のXperiaをマグネットで固定して充電ケーブルを差して並べ、こちらにAndroid Autoを起動してルート案内にしています。(下の写真)

OTTOCAST CarPlay AI Box Android 9.0では見た目が分かりにくいと酷評しましたが、ナビとして使うのであれば所要時間が正確に分かるので、非常に優秀です。また、残り距離と渋滞状況、バッテリー残量を見比べながら渋滞時に電気で走れるように空いているところはエンジンを使ってバッテリーをセーブして運転することもあるので、実は結構重宝しています。

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