先週お伝えした通り、Pixio PXC348Cを購入しました。
今回はそれをディスプレイアームに取り付ける話です。
そのアームは、もともと24インチディスプレイKH240Vを取り付けるのに使っていた、標準的なディスプレイアームになります。部屋を移動したときにPCデスクをヨメが注文しており、それに取り付けていた図です。

もちろんデフォルトでディスプレイの台座はついていますが、それを使うと机の枠に干渉したりそもそも奥まで置けないのでディスプレイアームを使って、
・机の枠との干渉を避けるため、机の枠の上に位置するように設置する
・壁になるべく近くに設置する
ということを考えていました。
ディスプレイアームに取り付けるねじは、台座をはめ込む枠にあるプラスねじを外すと出てきます。

ただ、奥まった場所にあるため、アームを取り付けるにはスペーサーというねじの延長装置のようなものが必要になります。

そこで1つ目の誤算(というか誤解)で、
ディスプレイに付属していると思ったスペーサーがついていなかった・・・
に直面しました。
これは僕のうっかりなのですが、比較検討の際に確認したMSIのディスプレイにはスペーサーがついていて、それと勘違いしたという次第です。
しょうがないのでとりあえずついていた台座を取り付けてPCデスクの上に置いてみましたが、

机の枠に干渉して異様に前面に出てきて使いづらい・・・
ということで、Amazonでスペーサーを調べて、評判が良い
長尾製作所 NBROS モニター 裏 凹凸用 VESA スペーサー 高さ15mm M4ネジ NB-VESA-SPACER-M4
を注文して到着を待ちました。
そしてさっそくディスプレイの裏のねじ穴に取り付けてみると、2つ目の誤算。
スペーサーの高さが15㎜だと足りない・・・

というまさかの事態に。
スペーサーは特に高さについて気にしておらず、高さは標準なのだろうと思っていたのですが、そうではなかったようでした。
そんなわけで改めて調べてみましたが、まずPixio PXC348Cに必要なスペーサーの高さについて情報が得られませんでした。
深さを測ってはみたのですが、アームの形状や背面の形状を考えると20㎜なら足りるのかは分からないなというところで、スペーサーの種類を調べてみました。
スペーサーの種類を調べると、20㎜のものがありました。
uxcell スタンドオフ M4x20mm+6mm(5個入り)
10㎜のものもありました。
六角スタンドオフスペーサー 【M4x10mm+6mm】(10個入り)
スペーサーは延長できる形状になっているので、
20㎜と15㎜+10㎜=25㎜、20㎜+10㎜=30㎜の種類があれば足りるだろうと、両方注文して到着を待ちました。
そんなわけで仲良く3種類並んだ図がこちら

15㎜+10㎜=25㎜にしてみた図がこちら

ねじだけ見ていても楽しくはないですね・・・。なお、つくりは15㎜のものが一番しっかりしている気がします。
そして改めて15㎜(左)と20㎜(右)を取り付けてみたところ、
Pixio PXC348Cのスペーサーとしては20㎜がばっちりはまりました!

そこでアームに取り付けてみた図がこちらです。

ここから、机に補強を含めてアームを取り付けるわけですが、3つ目の誤算で
34インチともなると重くてでかいので、一人で取り付けるのはかなりむつかしいし、
倒したり壊したりする危険性が結構ある
と思いました。
ヨメを呼んできて、ディスプレイが倒れないように支えてもらいながら急いでアームを取り付けました。
苦労した甲斐があって、机の台座の枠に干渉しない高さになり、その結果下の部分にノートPCを置いて開いてもすっきりした形で納めることができました。

しかし、10㎜、15㎜のスペーサーは使わなかったので、5個入っていた20㎜の残り一つも併せて、

一生使わないであろう分量のスペーサーを抱えることになりました・・。
(かさばるものではないですが)