この連休は北海道の札幌に行ってきました。
仕事終わりでそのまま羽田から札幌に向かい宿泊。札幌市内は見たことはあったので、1日目は朝からバスツアーで中山峠、洞爺湖、昭和新山、登別地獄谷、三井アウトレットパークをぐるりと回るコース。
2日目の今日は朝から小樽に向かい、昼ご飯を食べたら新千歳空港に移動して羽田に戻ってくるコース。
早朝札幌の街から7時半ごろのバスで小樽に向かい、8時半ごろ到着。
(ホテルから札幌駅に移動するのに地下鉄に乗るのが面倒だったのと、電車だと1800円くらいですがバスだと700円ちょっとで行けるのでお得なのです。)

結構バス便が多いなと思ったのですが、まだまだバスの乗り場は閑散としていました。

駅の中に入って改札を見て帰りはここから乗るのかと確認。

そして駅内のコインロッカーにスーツケースを預け(←これが後々試練を増やすことに)、駅の隣にある三角市場を見た後、9時前に駅舎の様子を撮影。


しかしその15分後くらいの9:10に、
小樽駅から出火
とのことで、JR線はそのあとしばらく運休になっておりました。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1242736
それに気づかず、運河周辺を見て、漫画のようなネギトロとカニとイクラが乗ったドンブリを堪能して駅に戻ると、

バスの乗り場に長蛇の列(写真のずっと左の方まで列が続いていた)

そして小樽駅は封鎖

封鎖される対象は映画の中のレインボーブリッジくらいかと思っていましたが、まさか自分の身に降りかかるとは。
バスが長蛇の列なのはしょうがないなと思ったのですが、
駅の中のコインロッカーにスーツケースが残されている
という重大な問題を認識してしまいました。
若い駅員の人に訴えてみたところ、「駅には入れない」の一点張り。
しょうがないのでコインロッカー側の入口の方に移動し、人情味がありそうなベテランの駅員の方に訴えてみたところ、
「じゃあ一緒に取り出しに行きましょう」
と。
しかし若い駅員に見つかってしまい、
「お客さんを入れてはいけない」
とあえなく失敗。
コインロッカーは交通系ICカード(スマホのモバイルPASMOが使えた)でロックをかけるタイプだったので、駅の電気が止まっていたら取り出すのが絶望的だなと思ったのですが、ベテランの駅員さんは「電気は止まっていない」とのこと。
実際に取り出すときはスマホをかざすだけですが、なんとなく番号が印字されたコインロッカーのレシートは捨てずに持っていました。
が、いくら探しても出てこない・・・、
ので、土産を買ったレシートの裏にペンで地図を書いてこの辺だと示してスマホをベテランの駅員さんに預けました。
が、しばらくして戻って来たベテラン駅員さんは手ぶら。「取り出しを選択してスマホをタッチしても反応がない」とのことでした。
困っていたところ若い駅員さんが現れ、「スマホがロックされるとだめかもしれない」ということで、「スマホがロックされないよう、すみませんが画面タッチしながらコインロッカーのところまで行って、再度確認してきていただけると助かります。」とお願いしたところ快諾。
しばらくして戻って来た若い駅員さんの手には・・・、
僕のスーツケースがありました!
若い駅員さんとベテランの駅員さんのコンビネーションに感謝し、
これで小樽を離れても大丈夫
と思ったのですが、そうこうしている間にもバス乗り場の長蛇の列はさらに伸びている気配。
バスで来るときに便数はチェックしていたので、そんなに本数が多くないことは知っていました。係員の人に「増便してますか?」と聞いたら「増便していない」とのことでした。
これはバスを待っていたら数時間かかって電車が復旧する時間になるなと思い、コスト的には痛いですがタクシーを選択。(1人旅なので待っている間トイレにも行けないし)
タクシーの行列も少し伸びていましたが、20分ほどの待ちで、12:30ごろに乗車することができました。

1時間ほどタクシーで走り、札幌駅に到着。

ほんとは北口につけると言っていたのですが、運転手さんがルート選択を誤ったということで南口に到着。13:30に東改札から駅内に入ります。

記事にはあまり出ていないのですが、13:30に札幌駅西口に刃物を持った男がいて取り押さえられたということでした。北口からだとタクシー乗り場の構造上、西口を通っていた可能性が高くこちらも危機一髪。
https://maps.app.goo.gl/GZoZafygLPSVREa3A
あとは新千歳空港までの電車、新千歳空港から羽田までの飛行機、羽田から最寄り駅までのリムジンバスは非常にスムーズで、20時に帰宅。今日は札幌で朝食、小樽で昼食、川崎の自宅で夕食といういろんな場所で食事をしたという一日でもありました。

旅行は、無事に戻ってこれれば遭遇したトラブルも土産話の一つ、という感じですね。