山梨との往復240Kmをプジョー508プラグインハイブリッドで走ってみる(前編)

山梨との往復240Kmをプジョー508プラグインハイブリッドで走ってみる(前編)

10月の頭にプジョー508初の遠出ということで、山梨に行ってきました。

メインの目的はぶどう狩りですが、せっかくなので武田神社や甲府城、信玄堤なども観光し、往復で240Kmの移動となりました。

当然のごとく508ハイブリッドに限らず、今のプラグインハイブリッドで往復240Kmを走破できる車はないので、ガソリンとの併用や可能であれば外出先での充電を考えることになります。

今回の小旅行でガソリンと併用した際の燃費や、Hybridモードでの電気とガソリンの自動切り替えの閾値も分かってきました。

まず、電気とガソリンを自動で切り替えるHybridモードの大まかな選択基準はこんな感じです。
・時速80Km前後を境界に、越えるとガソリンエンジンで走行し、下回ると電気で走行する(ただし厳密ではない)
・ 坂道の登りが少しきついかなと思うくらいだとガソリンエンジンで走行する(角度があるのだと思いますが、測定していないのでうまく説明できない)



燃費については後でまとめるとして、まずは行程をお話しすると、

・自宅最寄りの府中スマートICから中央高速に乗る
・勝沼ICで降りて、ぶどう園に行ってぶどう狩りをする
・ぶどう園から甲府市に向かい、武田神社と甲府城を観光する
・甲府城での昼食/観光の時に下調べしていた駐車場で充電器が開いていたので充電をする
・釜無川にある信玄堤を見たのち、甲府昭和ICから中央高速に乗って府中スマートICで降りて自宅に帰る。ただし帰りは渋滞のメッカの小仏トンネルを先頭にがっつり渋滞にはまる

というところです。

せっかくなので写真と共に紹介すると、

ぶどう狩りに行ったぶどう園は「みはらし園」というところ。せっかくなのでシャインマスカットの食べ放題にしましたが、まあ頑張って食べて3房というところ。ただしスーパーで売っているものに比べると大きくて張りがある気がするので、現地で食べる価値はありかと思います。



武田家の本拠であった躑躅ヶ崎館跡である武田神社に行き、まずはお参り。

そしてそのあとは甲府駅方面に向かって駐車場に車を停めて充電(※詳細は後述)している間に、前回交付に来た時には満員で断念したほうとうの人気店小作でほうとうをいただきます。



そして甲府駅前の武田信玄像を眺めた後に、


浅野家が築城を始めた甲府城へ。結構しっかりした石垣が残っています。


そしてせっかくなので釜無川にある信玄堤の様子を見に行きました。写真に写っているのは、水流を弱めるためのもので、見た目が牛っぽいので聖牛と呼ばれるものです。


そのあとは高速道路に乗って帰るだけなのですが、途中に小仏トンネル起因の渋滞にはまります。

渋滞をガソリンで走るとかなり燃費が極悪になる(5Km/Lくらい)傾向が見えたので、渋滞用に電気を残すことを出かける前から念頭に置いていました。

40Kmくらいが電気自動車にとって一番効率がいいようなので、渋滞にはまるといわゆる電費は悪化します。508は電費が出ないのではっきりは分かりませんが、それでも大体1割くらいの悪化にとどまるように見えました。(あくまで目盛り読みとか体感)

なので、長い距離を走る場合は渋滞向けに電気を残すことがプラグインハイブリッドの燃費を考える上では重要なので、充電ができなければ市街地もある程度ガソリンで走ることを想定していました。ですが、途中で充電をすることができたので甲府市街地走行は電気中心に走り、残った電気でほぼ渋滞を乗り切ることができました。(渋滞は時間はかかりますが、一般の休日の渋滞であれば距離は大したことないので、ある程度の電気で乗り切れる)

その辺の充電事情や実際の燃費については後編でお伝えしようと思います。

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