前回移行の準備部分までお伝えしたので、今回は移行作業について。
ついてきたマニュアルに、
「SAMSUNG MAGICIAN」をダウンロードするように書いてあったので、素直にSamsungのサイトから 「SAMSUNG MAGICIAN」をダウンロードしてインストール。
起動してみたところ、USBでつないだ Samsung SSD 1TB 860QVO を
認識せず・・・。
ひとしきり調べてみたところ、移行自体は
「DATA MIGRATION」
というツールで行うことが分かったので、同じサイトの一つ下にあるところからダウンロードしてインストールしてみました。
ツール自体は結構簡単で分かりやすいので、すぐに移行準備ができたのですが、ちょっと悩んだのが
GPTとMBRのどちらなのか
でした。
おそらく新しいGPTだったと思うのですが、記憶があいまいだったので調べ方を調べてみたところ、
というサイトに行きつき、「msinfo32」というコマンドで調べることができることが分かりました。(詳しくは上のサイトを参照ください)
これにより移行準備は完了し、あとは移行作業を行うだけです。
移行は再起動する必要もなく、エラーが出ることもなく、いつものWindows10上で淡々と進んでいきます。
100G程度なので、それほど時間もかからずに終了し、あとはSSDを入れ替える物理作業を実施します。
PCの箱を開けるとこんな感じです。
そして大体こういう時はエラーがつきものなのですが・・・・、
新しいSSDですんなり起動して、移行が完了しました!
(結構感動)
そして鋭い方は上のキャプチャ画面で見抜いたかもしれませんが、移行に際して1Gを250Gと700Gに分けありました。
が、しかしそこは無視しで1Gがそのまま起動ディスクになっていたので、
「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コンピューターの管理」→「記憶域」→「ディスクの管理」から、
「1GのCドライブを250Gに縮小」→「700Gで新ドライブを作成」→「Dドライブの内容を新ドライブにコピー」→ 「DドライブをDドライブ以外の名前に変更」→「新ドライブをDドライブに変更」
という作業を行い、無事にSSDのマージを行うこともできました。
ついでにこれ(USB接続からSATA接続に変更)により、 「SAMSUNG MAGICIAN」も
めでたくSamsung製と認識してくれたようです。
せっかくなので3つのSSDのベンチマークもご紹介したいと思います。
もともと入っていた
ADATA SP600 128G (Cドライブ)
ADATA SP900 256G (Dドライブ)
そして今回導入した
Samsung 860 QVO 1TB (新C、Dドライブ)
QLCなのでパフォーマンスの懸念がありますが、意外と書き込みが速いことがわかります。
また、SSDは過去のものでも結構早いので、気持ち快適になった気がするくらいで、大きく差が分かることはありませんでした。
そして過去のSSDですが、256GのほうはSamsungのSSDと一緒に買った透明のケースに入れて、PS4の外付けSSDとして余生を送ってもらうことにしました。
容量は大きくはありませんが、入れるゲームを選べば内臓HDDより早くなるのでよしとします。