金曜日に大月でゴルフの予定があったので、温泉に行きたいという家族の要望を受けて、家族は電車で石和温泉に行き、私はゴルフが終わったら東京方面に戻らずに車で石和温泉に行って落ち合うという予定を立てました。
山梨はちょこちょこと行っているので、旅程は詰め込まずに温泉に入って少し観光をして戻るという旅程でした。
宿は少し古めのホテルでしたが、部屋は広くて快適でした。逆にレトロさをウリにしているところもあり、こんな電話機もありました。(ダイヤルから、チェッカーズの歌を思い出してしまった私。)
すでに日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)のカードを解約したプラグインハイブリッド乗りの私としては、カードがなくても無料で充電できるホテルを優先して選んだのですが、予約後に電話がかかってきて、
「充電器を新しく更改したら、充電器利用のカードがないと
使えなくなってしまった」
という連絡がありました。
部屋のタイプをヨメと相談して選んでしまったこともあり、ほかの宿の変更するほどの痛手ではなかったので、むしろプジョー508がバッテリー切れで走ったらどうなるかを確かめてみることにしました。
ちなみに山梨では、甲斐善光寺→山梨県立美術館→景徳院(武田勝頼最後の地で菩提寺)を回ってきたのですが、結果に表にするとこんな結果になりました。
夏休みシーズンの始まりということもあり、
高速も一般道も渋滞+酷暑で冷房強+2日目は3名乗車
という厳しい環境という前提でご覧ください。
バッテリーが切れた環境であっても、惰性走行の場合はエンジンを積極的に切ろうとしますし、回生充電で少し回復したらバッテリー走行も少ししてきます。
なので、車重は重くなるもののガソリン車の508に比べると健闘しているんじゃないかなと思います。
ざっくりの感覚で行くと、バッテリーが切れた状態では主な走行パターンで見ると
②渋滞していない高速道路 23Km/L
③渋滞した一般道 12Km/L
④渋滞した高速道路 13Km/L
という結果でした。
バッテリーがある状態だと
①渋滞した高速道路 27Km/L
なので、ほぼほぼ燃費を倍にしているかなという感じがします。(感覚的にも半分くらいバッテリー走行という感じがしました)
せっかくなので、仮に宿で充電できたとする想定をしてみると、③の燃費が倍になるという感覚です。
そうすると、③の区間の消費燃料は6.6Lなので、3.3L節約できるという計算になります。
今はハイオクは180円/L前後なので、
3.3×180=594円で大体600円程度ガソリン代をセーブ
することができます。
ただしこれはあくまでも充電が無料だったらということで、改めて解約したZESP3を見てみると、
基本料金 550円+従量料金 1.75円/分
なので、充電の環境にもよりますが、4時間程度で満充電になるとすると、
1回の充電料金は420円
になります。
基本料がなければ元が取れるという感じですが、私の環境だと外で充電をする機会は月に1度もなかったので、基本料分を取り返すことも難しいなと思ったので、解約に至った次第でした。(大体の人はそうじゃないかと)
せっかくなので少しだけ山梨の写真ですが、
久々の甲斐善光寺はこちらです。
真っ暗な中をめぐる戒壇巡りも久々にやりましたが、ほんとの闇は目を開けても何も見えないということを改めて認識です。
そしてこちらは武田勝頼最後の地の景徳院。
久々に高感度のネコセンサーが働き、
こんな環境の中から
ネコを発見することができました。(Galaxy Z Fold4のデジタルズームを駆使しているので荒れてはいますが、それなりに再現されていました)
かなり警戒していたのか、しばらくじっとこちらを見つめた後、家の床下に消えていきました。