先週記載した通り、AAWireless無線アンドロイドオートアダプターでYoutubeを再生できるFermata Autoというアプリを入れてみました。
昨日は行きも帰りもそれぞれ1時間程度車に乗って出かけてきたため、
行きの1時間:Fermata Autoで音楽をバックグラウンド再生
帰りの1時間:Amazon Musicで音楽を再生
という形で実際に使ってみた感想をお伝えしたいと思います。
(これまでは行きも帰りもAmazon Musicでした)
今回試してみたのは、
①そもそもバックグラウンド再生がちゃんとできるのか
②Amazon Musicで音楽をかける時と比べて機能差分はどうか、使い勝手はどうか
③バックグラウンド再生をしたときにどの程度のデータ量を使うのか
といったあたりです。
まず
①そもそもバックグラウンド再生がちゃんとできるのか
ですが、これについては
できる
でした。
このように左にAmazon Musicの画面が、右にGoogle Mapの地図が表示された状態で、Youtubeの音楽は再生されています。
ただこの写真を見ても分かるとおり、Youtube再生が裏で動いているかは画面で見ても分かりませんよね。ということで、
②Amazon Musicで音楽をかける時と比べて機能差分はどうか、使い勝手はどうか
ですが、まず
機能差分(ほぼ劣位)はある
になります。ただ使えないくらいダメなのかというとどんなことはなかったので、記載していきたいと思います。
まとめると
×何のタイトルの動画が裏で再生されているのか分からない
×早送りなどが、ハンドルのリモコンやこの画面上からでは操作できない
〇Fermata Autoの機能でCMをほぼスキップしてくれる
といったところです。
もしかしたら設定でクリアできるところもあるのかもしれませんが、いったん昨日試した状態で行くと、
×何のタイトルの動画が裏で再生されているのか分からない
については上にあった画面写真の通り(同じものを再掲)で、
音楽プレイヤーとしては認識されておらず、Amazon Musicの画面が出てきています。
×早送りなどが、ハンドルのリモコンやこの画面上からでは操作できない
プジョー508のハンドルの右側にある回転するホイール上のスイッチが音楽の早送り早戻しになります。
が、音楽プレイヤーとして認識されていないせいでこのスイッチを動かすと、Amazon Musicアプリの捜査が行われたと認識してAmazon Musicでの早送り早戻し+再生が始まってしまいます。
なので早送り早戻しにはFermata Autoアプリの画面=動画再生画面に切り替えて、操作をする必要があります。信号待ちの停止時には問題なくできますが、走行中は危険なのでやらない方が良い操作です。
ただ、よいところもあって
〇Fermata Autoの機能でCMをほぼスキップしてくれる
ですが、Youtubeのプレイリストは一つ一つが短いケースが多いのでその合間にCMが入ってきます。上に書いた通りスムーズに早送りができないのでCMが流れると使い勝手が悪くなるのですが、このアプリはCMをスキップしてくれるので、一瞬だけCMらしき音声が流れますがすぐに次の曲に行ってくれます。
そして最後の
③バックグラウンド再生をしたときにどの程度のデータ量を使うのか
ですが、
Youtubeの画質設定にもよるが、Amazon Musicの標準設定とそれほど変わらない
でした。
デフォルト状態で使っていたので、改めて画質設定画面を探すと設定ボタンから「Video quality」というメニューがあり、
自動(360p)になっていました。
そんなに画面解像度も高くないですし何よりバックグラウンド再生を前提としているので画質はそんなに高くなくてもよいかなというところです。
このまま自動で使っていたのでもしかしたら動画によっては画質が変わっているかもしれませんが、1時間使った結果で言うと、
68.7M+72.4M=約140Mくらい(ダウンロードのみ)
でした。
標準音質設定のAmazon Musicの時は
1時間で
36.8M+60.1M=約100Mくらい(ダウンロードのみ)
でしたので、動画があるからと言って驚くようなデータ量ではないのだなということが分かりました。
参考までにAmazon Musicの設定↓
いくつか使い勝手に課題はあるので、高速とか長時間操作するのが難しい場合は使いにくそうですが、ストップ&ゴーが多い市街地を走る分には音楽再生に使えるかなというところです。