今年の夏休みは愛媛の実家に帰省する前に岡山、香川に立ち寄って観光をすることにしました。今年は九州を中心に被害が出るほどの大雨でしたので、天気を見ながらその日の予定を調整していましたが、
8(金):新幹線で岡山駅、津山城、岡山城、後楽園
9(土):ネコ島である佐柳島、丸亀城、善通寺、金刀比羅宮
10(日):崇徳上皇が流された雲井御所跡、銭形砂絵、観音寺、川之江城
ということで、日曜日の昼まで天気はほぼ持っていた(曇り+小雨。移動中の車ではかなりの豪雨も)ので、それなりに観光することができました。
写真は後楽園と岡山城です。

今回は岡山でレンタカーを借りて松山で返す、ワンウェイ(乗り捨て)をトヨタレンタカーで予約をしました。
料金は概算で、
3日間の利用料:3万円
ワンウェイ料金:2万円
といったところで、これだけ距離があるとワンウェイ料金も結構かかるので、途中で電車に乗り換えて松山に向かうことも考えました。
ただ、今回は家族3名旅行だったので電車代も結構かかりますし、何より車があると自由度が違うのでそのまま車で実家がある松山まで向かうことにしました。
予約時に車種を指定できるオプションがあり、今回は長距離を走ることと最新の車の使い勝手を見てみたいので、2千円を払って2.0Lエンジンの新型プリウスにしました。(払わなければカローラのセダン、ワゴン、プリウスのどれかになるというクラス)
現行型のプリウスはデザインにも力が入っていて、前から見るとこんな感じ、

後ろから見るとこんな感じです。

ハッチバックなのでプジョー508と似たような形だなと思います。
そこで改めてプジョー508 GT Hybridとサイズ、重量、トランクの広さをGoogle Geminiに調べてもらったところ、
スペック項目 | プジョー 508 GT Hybrid | トヨタ プリウス G (2.0L FF) |
全長 | 4,750 mm | 4,600 mm |
全幅 | 1,860 mm | 1,780 mm |
全高 | 1,420 mm | 1,430 mm |
ホイールベース | 2,800 mm | 2,750 mm |
車両重量 | 1,790 kg | 1,420 kg |
トランク容量 (VDA方式) | 487 L (後席格納時: 1,537 L) | 410 L |
ということで、実は長さが150㎜、幅は80㎜しか変わらないサイズ感でした。
ただ、運転しているとプジョー508はそれなりの大きさを感じるのですが、不思議とプリウスのほうは結構小さく感じられました。
ホイールベースが違うのかなと思って調べてみたところ、こちらも50㎜しか変わらないということで、小さく感じた理由はよくわかりません。
そしてトランクは、小さいスーツケース(高さ500㎜×幅400㎜×奥行き250㎜)を乗せたサイズ感はこんな感じです。両側の張り出しがあって、車の見た目よりも小さいかなという感じはします。

なお、デザイン重視なのでプリウスもプジョー508と同様に後ろは見にくいです。

参考までにプジョー508とスバルアウトバックの後方視界を書いた記事です。
また、雨が降っている時間が長かったですが、後ろのガラスはワイパーもないので、雨でにじんでほぼ後ろが見えないという状態でした。(プジョー508は撥水加工をかけているのでもうちょっと見える)
そして走行性能を比較すると、
スペック項目 | プジョー 508 GT Hybrid | トヨタ プリウス G (2.0L FF) |
パワートレイン | 1.6L 直列4気筒ターボ + モーター (プラグインハイブリッド) | 2.0L 直列4気筒 + モーター (ハイブリッド) |
システム最高出力 | 225ps | 196ps |
エンジン最高出力 | 180ps / 6,000rpm | 152ps / 6,000rpm |
エンジン最大トルク | 300Nm / 3,000rpm | 188Nm / 4,400-5,200rpm |
フロントモーター最高出力 | 110ps | 113ps |
フロントモーター最大トルク | 320Nm | 206Nm |
燃費 (WLTCモード) | 15.5 km/L | 28.6 km/L |
ということになります。
馬力はものすごく大きく差があるわけではありませんが、トルクがエンジン・モーターともにプジョー508の方が1.5倍以上と強力です。その分スペック上、燃費はプリウスの方が倍近く良いわけですが・・。
そして実際に走ってみたところ、
プリウスのエンジンはほんとに2Lあるのかと疑問に思うくらいパワーがない
+
踏んで回転数を上げるとガサツな音がする
という感想でした。
ただ、以前に代車で乗った旧式ヴィッツと比べると、踏むと音だけでなくパワーも出してくれるのは良かったです。
燃費重視のエンジンだとこういう動きになるのかもしれませんね。
スペック的な話は前編ということで、後編は電子設備や運転補助機能、3日間走った422Kmの燃費結果などを記載したいと思います。