4K Photoの機能の一つに、後からフォーカス個所を選べるフォーカスセレクトがあります。どこまで実用的かを駅で電車の撮影をして試してきましたのでレポートします。
このモードになると4K動画(MP4)が撮影されて、後から静止画を切り出したり全コマを静止画にすることができます。
今回撮影した動画、切り出した写真をGoogle Photoに保存してみましたので参考にしてみてください。(容量や枚数が多いため)
一つ目は止まっている電車と柱のフォーカスを切り替えたものです。
およそ1.5秒の動画で、全部で3504×2336ピクセルの45枚の画像を切り出すことができます。(全部 or 選択静止画)
ある程度止まっている画像であればフォーカスミスを減らす効果がありそうです。
続いて近づいてくるロマンスカーと近くのスピーカーを撮影したものです。
今回は60コマで2秒の動画から切り出されたものですが、このシーンはかなりフォーカスに迷っていたようで、全部ぼけている写真も結構あります。(Google Photoを見ていただければわかります)
フォーカスの失敗を減らすという役割はある程度満たせそうなので、次に気になるのは画質。
ということで、通常の撮影(3648×5472ピクセル)と並べてアップにしてみました。ここまで拡大するとやはりざらざら感はありますが、等倍で見ない限りは実用的には使えそうです。
駅でいろいろ撮影していたら夕方になってしまったので、夕日も撮影してみましたが、なかなか空気感が表現されている写真になりました。
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