去年の年末あたりから家の大掃除を順次やっておりました。僕は結構いろんなものをため込んでしまうのですが、このタイミングで古いものは結構捨てることになりました。
動画を撮影するようになってから必要な容量も増えてきたためにストレージも順次増強し、3.5インチのSATAのHDDは入れ替えが容易なこともあって換装・追加を行っておりました。
入れ替えた元のストレージは、バックアップ用として外付け用のケースに入れて時々使っておりましたが、640GBのものとかもはや使い道がない中で家の片隅に残っておりました。
処分にあたってはデータをきれいに消しておきたいので、WindowsのフォーマットだけではなくPCとフリーのツールを使ってすべて0を書き込むなどしてデータを消しておりました。
USB接続のSATA外付けケースは異様に壊れる頻度が高く、これまで4,5個は買いましたがほぼ全部ダメになってしまいます。(時々しか使っていないのですが。)
そのため、SATA HDDをそのまま接続できるデスクトップPCを使っていましたが、ものすごく時間がかかり、1TBのデータ消去にも4-5時間かかってしまっており、まだ控えている2TBの消去を考えるとなかなか厳しいなと。
ツールを検索しても何万円もする高いものしか出てこなかったので断念していたのですが、たまたま見つけた記事から、
タイムリー HDD/SSD 複製&データ消去アダプター ブラック UD-3101CLER
という4000円くらいで買えるツールを見つけました。
これはデータ消去だけではなく、
・2台つないでクローンを作る
・1台だけでなく2台同時にPCに接続できる
という機能も付いた優れもののようです。
実際につないだ様子はこのような形です。
電源もUSB給電ではなく電源アダプタ型なので、手軽さには欠けますが電力不足とかを心配しなくてもよいので安心です。
処理を開始するとこのように%のランプが点灯(点滅)し、
終わると100%が点灯します。
じっと見ていたわけではないので、終わったのが気付いたタイミングということになりますが、
1TB HDDの消去:約4時間
120GB SSDの消去:約15分
といった所要時間でした。(モードは全部0を書き込むALL-0)
それなりに時間はかかりますが、PCを占有しなくていいというのは気持ち的にも消費電力的にも結構気が楽です。
2台同時にPCにつなげることはあるのかな、と思っていましたが、新旧HDDをつないでファイルやフォルダの単位でバックアップを取るときに、いちいちローカルのHDDに落として再度コピーするといった手間がなく直接コピーできるので意外とこの機能便利かもと思いました。(現在コピー中)
2台つなぐとこんな感じで、SATAの端子につながっているだけなので、水平な場所にしっかり置かないと壊れてしまいそうです。
電源アダプタでの利用も考えると、持ち運んで使うというよりも、しっかり置いて使うという使い方を想定しておいたほうがよさそうです。
まだストレージのクローン機能は使っていませんが、次に買い替える時が出たら試してみたいと思います。また、壊れやすい種別のものなので、耐久性もウォッチしていきたいと思います。