続いて8時半に豊川稲荷を後にし、木曽川のほとりに立つ尾張北端の犬山城まで100Kmの移動です。高速道路は名古屋付近でぐるっと回ってはいますが、ルートは東名のまま小牧ICまで進んでいきます。
東名の事故渋滞と一般道の渋滞でこの旅で初めて渋滞に遭遇して思ったより時間がかかってしまい、2時間の行程で10時半に到着。
さて、犬山城は今回初めて来てみました。
木曽川の断崖に立つ天守閣は、日本最古というだけあって風格があるたたずまいです。
本丸に向かう途中にあるこの無機質な積み方の石垣が歴史を感じさせてくれています。
数分通路を進んでいくと、本丸が目の前に見えてきます。
最初の階は石垣がむき出しになっている倉庫の部屋で、これはこれで趣があってなかなかいい感じです。
部屋の中も古さが前面に出て歴史を感じさせます。
階の途中からでも川を眺めることができます。
また、外から見る破風の枠がそのまま見えるスペースもあります。
そして最上階にある飾り窓は実はただの作り物であることも近くに行くとはっきり見えます。
天守閣最上階に上ると木曽川や名古屋方面が見渡せ、涼しい風が吹き抜けてとても心地よい空間でした。(でも暑いですが)
せっかくなのでTX2のパノラマ写真も掲載です。他のデジカメのパノラマ機能は途中でエラーが出て止まってしまうことも多かったですが、TX2はほぼ失敗することがなく安定していい機能です。ワイヤーだけはちょっと変な感じで切れ切れに写ってしまってますが。
そして敷地はなぜかかなり神社化していて、いろんな神社が密集しております。(写真はその一つ)
昼は名物という豆腐の田楽をいただきました。淡白な豆腐と濃厚な味噌の組み合わせがとてもおいしかったです。
そのあと車に戻ると外気温表示が49度と意味が分からない表示が出ておりました・・・。
犬山城自体が大きく登場する本はイメージできませんでしたが、実家にいた時に読んだ横山光輝の漫画織田信長に出てきたイメージが残っていたのでこちらをご紹介。
続いて木曽川を渡り、美濃のシンボル岐阜城を目指します。