早くもロンドン出張から帰国してきて1か月ほど経ちました。
今回がイギリスに行ったのは初めてだったのですが、そこでいくつかふむふむと思ったことがあったので、忘れないうちに書いておこうと思います。
①電気自動車は別に多くない
なんか日本にいて情報を見ていると欧州では電気自動車化が進んでいて日本は遅れている、と言われている気がしていたのですが、実際にイギリスに行き、The Ultra Low Emission Zone (ULEZ)=超低排出ゾーン規制が敷かれていてよりガソリン車に厳しいロンドン中心部を歩いている限りでは、
特に日本と比べて電気自動車は多くないし、電気自動車の充電スポットも見かけたことがない
と思いました。
TESLAも日本と同じくらいしか見かけず、ガソリン車やディーゼル車がバリバリ走っていました。
唯一日本と違うと思ったのは、欧州は韓国車のシェアがそれなりにあるので、日本ではほぼ見ないKIAをよく見かけます。(昔アメリカに住んでいた時もKIAはよく見かけました。)
そして日本ではまだ見たことがないIONIQ5も時々見かけました。
そして全般的にドイツ車のシェアが高い一方で、フランス社のシェアは低くほぼプジョーは見かけませんでした。508は奇跡的に高速道路上で1台だけ見ました。
②信号が青→黄→赤→(元に戻って)青 ではない
これが一番ある意味驚いたのですが、写真を見ると信号の黄と赤が両方点灯しています。
これは切り替わりのタイミングの一瞬をとらえたわけではなく、同時に点灯します。
どういうことかというと、
信号が
青→黄→赤→(元に戻って)青
ではなく、
青→黄→赤→(反転して)黄→青
という点き方をします。
イギリス人は
1→2→3→(元に戻って)1→2→3
といった動きよりも
1→2→3→(反転して)2→1
といった動きを好むのかなと思いましたが(エアコンのスイッチもそうだった)、実はこれはこれで結構合理的で、直角側の信号の動きを見なくても、
そろそろ青になるよ
というのが分かるので、そこで発進準備を始めるので割とスムーズの発進できるのが良いところだなと思いました。
ちなみにロンドンでは歩行者はかなり信号を守りません。車が来ていなければ信号に関係なく渡りますし、車も歩行者はそういうものだと思って注意して交差点に入っているように見えました。
③路駐の方向は気にしない
そして海外では路駐をするときに前後の車の間隔をあまり開けないという話があります。確かにそれはアメリカでもそうだったので、そのことには特に驚きはしなかったのですが、ロンドンでは
車の向きも自由に停めてました。
反対側の車線から目的地だと思ったら気にせず路肩に入って停めるということなのでしょうか・・・。
上のようにちょっとだけ郊外でもこのパターンは見かけましたので、どうもそういうものらしいです。