夏休みの岡山~香川~愛媛旅行のお供は新型プリウス(後編:電子設備、運転補助機能、燃費)

夏休みの岡山~香川~愛媛旅行のお供は新型プリウス(後編:電子設備、運転補助機能、燃費)

先日書いた前編の続きを書く前に、先週408のマイルドハイブリッドモデルに試乗した話を挟んでしまいました。改めてマイルドハイブリッドの408とストロングハイブリッドのプリウスの差を感じたところもあったので、そこも含めて記載していきたいと思います。


電子設備、運転補助機能、燃費ということで、まずナビ機能はGoogleのAndroid Autoを使いました。車載のナビはあったのだと思いますが、
 あらかじめ登録しておいた目的地をそのまま使う
 正確な渋滞情報や目的地到着時間
 聞きなれたAmazon Musicでの音楽再生

などを考えるともはやスマホをつないで使う以外に考えにくところです。

写真を撮るのを忘れましたが、接続はAndroid Auto用のUSB-Cと充電用のUSB-Cが二つありました。どちらか分からないのでUSB-Aのケーブルも持って行っていましたが、USB-Cでの接続でした。

Android Autoなので、プジョー508での利用と機能の差はないのですが、新しい車なので解像度が上がって高精細になっていました。

プジョー508はドットが目に見えるのに対して、

プリウスのほうはドットが見えない解像度はありました。

ちなみに2年前にレンタカーで借りた日産Noteも割と高精細でした。


そしてトヨタの運転支援機能は使ったことがなかったので、今回初めてプリウスで体験しました。

まず機能としてはかなりスムーズで実際の利用には全く問題ないレベルでした。

ただ、あまりにもスムーズでほぼ介入が分からないくらいなので、補正するためのハンドル操作が不要なので、しばらく走っていると割とすぐに

といった警告が出てしまいます。

プジョーの運転支援は割と意志が強く、ぐっとハンドルを回し込んでくるのでそのたびにハンドルをちゃんと持ってこちらも意思を返すので、プジョーよりもハンドル操作の警告が出やすいかなと思いました。
ただ、もちろんプジョーでも出るので、そんなに大きな違いではありませんでした。

これはハンドルを動かす支援ではありませんが、
 先行車が発車すると音とアンビエントライトで知らせてくれる
 (黄色から赤で通過したときに)信号が赤だったとマークが出る
 後ろから速度を上げた車が近づいてくると、メーターに後続車接近と出る
という機能があって、控えめな制御と親切な日本人を体現した日本の車だなという感じがしました。

そしてプジョー車には頑なにつけられていない、
 オートブレーキホールド
機能が付いていました。

デフォルトではオフになっているのですが、パーキングブレーキレバーの隣に「HOLD」と書いたボタンがあって、それを押すとオンにできます。

長く信号待ちをするときはもちろん便利なのですが、右折で対向車が途切れるのを待って発車する時に、

ブレーキを外してゆっくり発進して、そのあとアクセルを踏む

という動作が体の中にしみついていて、

(右折時にはオートブレーキホールドを使っている意識がないので)発進しようと思って踏んでいたブレーキを外しても、

ということでワンテンポ、ツーテンポ発進が遅れてしまう感じがありました。

オートブレーキホールドの存在を忘れてずっとブレークを踏んでしまっているという、これまでの慣れの問題が大きいのですが、意外とオートブレーキホールドが無条件で便利、という感じではなかったのが新鮮でした。

ちなみにドライブモードもスポーツやエコなどありました。ノーマルで十分だったので試しはしませんでしたが。


そしてストロングハイブリッドであるプリウスの良い点は、

という点でした。

ランチで立ち寄った卵料理で有名な熊福さん(四国中央市、昔の川之江市)が順番待ちだったので車で待機していたのですが、10-15分くらいはエンジンなしでエアコンが回っていたと思います。(そのあとはエンジンがかかりました)

ちなみにお店はこんな外観で、

オムレツなど卵料理尽くしです。

408のマイルドハイブリッドがエアコンをかけるとエンジンがかかってしまうということを先週記載しましたが、日本で使うにおいては燃費性能という観点だと大きなデメリットだなと思います。
408とプリウスを購入比較するというケースの場合は、燃費以外の観点で408の良さを見つける必要があると思います。


さて、そんなわけで今回は岡山、香川、愛媛と2泊3日で走った距離は422Kmでした。

燃費系の結果は、

ということで、都市部の渋滞、山道、高速と様々なシーンを走ってくれましたが、安定した燃費性能はさすがだなと思います。

エンジンの動きをチェックしていましたが、かなり積極的にエンジンオフにしていたので、この機能で燃費を稼いでいると思います。

508もハイブリッドモードに切り替わった後は積極的にエンジンオフになっていますが、バッテリーが空の状態で走ると15Km/Lくらい(下の記事参照)なので、プリウスの制御はかなり細かいのだろうなと思います。

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