先週、静岡・藤枝まで一泊の旅行に行ってきました。
1日目は、東名高速を通って静岡県に入り、江尻城跡→草薙神社→三保の松原→日本平→久能山→駿府城→臨済寺→田中城とお城を中心に観光し、藤枝市に宿泊しました。




2日目は午前中に家に帰らないといけない事情になったので朝イチでホテルを出発し、新東名を通って神奈川方向へ。
休日の午前中ということで道もす空いており、新東名の藤枝岡部IC~御殿場JCTの約70Kmの制限速度120Km区間はクルーズコントロールに120Kmをセットして、ほぼ120Kmで走り抜けることができました。
スピードを上げると目的地に早く着けるので良いのですが、80Kmを超えていくと一般的に燃費が悪化します。
今回は藤枝駅付近のホテル~藤枝岡部IC~御殿場SAまでの102Km(うち、宣言速度120Km区間は約70Km)で燃費メーターを情報を記録しておいたので、計算していきたいと思います。
メーターには、
走行距離、100Kmあたりガソリン消費量、(そして平均時速)
がありますが、100Kmあたりガソリン消費量を見てもいまいち感覚が分からないので、
ガソリン1L当たりの走行距離=燃費
に割り戻します。
※家で満充電にしてから外出
① 行きの合計(川崎市→藤枝市。一般道も高速も渋滞あり、山道あり、観光による停止もあり)
走行距離:214Km、ガソリン消費量:4.2L/Km→燃費:23.8Km/L

※ここからはバッテリー残量はゼロ
② ①+帰りの市街地+新東名120Km区間(高速道路は渋滞なし)
走行距離:316Km、ガソリン消費量:4.9L/Km→燃費:20.4Km/L

③ ②+東名80Km区間(高速道路は渋滞なし)
走行距離:386Km、ガソリン消費量:4.7L/Km→燃費:21.3Km/L

④ ③+ICから自宅までの一般道(渋滞あり)
走行距離:393Km、ガソリン消費量:4.8L/Km→燃費:20.8Km/L

②③④は累積になっているので、差分を引き算して再計算して、その区間の数字を出してみます。また、①にはバッテリーで走った距離が40Kmくらいはあると思うので、それを引いたバッテリー切れ後の数字が分かる感覚を出してみます。
①’ 行きの合計(川崎市→藤枝市。一般道も高速も渋滞あり、山道あり、観光による停止もあり)からバッテリー走行く距離を除外
走行距離:174Km、ガソリン消費量:4.2L/Km→燃費:19.4m/L
②’ 帰りの市街地+新東名120Km区間(高速道路は渋滞なし)
走行距離:102Km、ガソリン消費量:6.4L/Km→燃費:15.7Km/L
③’ 東名80Km区間(高速道路は渋滞なし)
走行距離:70Km、ガソリン消費量:3.8L/Km→燃費:26.3Km/L
④’ ICから自宅までの一般道(渋滞あり)
走行距離:7Km、ガソリン消費量:10.3L/Km→燃費:9.7Km/L
となります。
時速120Km程度で走る15.7Km/Lとのと時速80Km程度で走る26.3Km/Lは結構燃費が違いますね。120Kmを維持しようとするとエンジンで加速しないといけないのに比べて、80Kmでの走行時はそれなりの割合でエンジンを切って惰性走行が行われていたので、その辺の効果もあると思います。
(そして一番苦手なのはやはり市街地。今回は計算上10Km/Lを切っていました。)
情報を調べてみたところ、JAFでも同様の試験を行ったようです。
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/acc/fuel-economy
ハイブリッド車で時速120Km程度で走ると17.1Km/L、時速80Km程度で走ると24.4Km/Lと、僕が走ったのとほぼ同じ結果になっているので、一定の信ぴょう性もありそうです。(バッテリーが切れた後は普通のハイブリッド車と同じような挙動になりますし。)
御殿場SAにはEVの充電スポットが複数ありました。上りの午前ということもあって充電していたのは1台だけでしたが、充電を気にしなくてよいPHEVはやはり使い勝手が良いなと感じた走行距離400Kmの旅行でした。
