プジョー508GT Hybridは電池で35~50Km前後走れるプラグインハイブリッドなので、自宅での充電が肝要です。
最近40Kmを超える中距離で出かけることが何度かあって、電池を使い果たした後でストップ&ゴーが多い市街地を走るとなんとなく7~8Km/Lくらいの実力値が透けて見えます。起伏が多い上り坂を走った時も同様に7~8Km/Lの感じですが、下り坂は電池が切れていてもアクセルを踏み込まなければエンジンがオフになるのでその分燃費が稼げて上り下り合わせると13~15Km/Lくらいかなというところです。
そんな508なので充電を忘れないようにすることを心掛けているのですが、先日明らかに電池で走れる距離を超えるゴルフに行く日に、スイッチをオンにしたら
電池残量なし
となっていて、充電を忘れていたことに気づきました。
高速道路を走るときに電気とエンジンを切り替えて走るHybrid/コンフォート(なぜか一方が英語で一方がカタカナで表示されます)だと、大体85Km/hを超えるとエンジンで、それ以下の速度だとは電気、下り坂もエンジンを切って電気といった形で、近場に比べるとそもそもエンジンを使う距離が長いのでダメージが少ないかもしれないなと思いつつ、もう充電しなおす時間も当然ないので0%のまま出発。
家を出て中央高速で府中ICから入り、上野原ICを出てゴルフ場に着くまでほぼ渋滞はなく、56Kmの距離で、
燃費計表示は6.8
でした。
ただしこれは1Lでどれくらい走れるかという6.8Km/Lという表示ではなく、100Kmを走るのに6.8L必要という表示なので、実際の燃費は
100÷6.8=14.7Km/L
ということになります。
このまずまずの燃費を支えているのは、エンジンを切った状態で走った割合を示す
ZERO Emission 41%
だと思います。
当然のごとく帰りもバッテリーゼロから始まり、往復合計で113Kmの距離で6.5。
100÷6.5=15.4Km/L
なので、帰りは渋滞もあって悪くなるかと思いましたが少し伸びた結果です。
神奈川ー山梨間だと、行きが上り帰りが下りとなるためでしょうか、帰りは
ZERO Emission 59%
と半分を超えました。
そして帰りには八王子付近で雷を伴う猛烈な豪雨に遭い、見る見る間に道路は水たまりとなり、自車も他車もだいぶ水しぶきを飛ばしています。(写真はドラレコ動画から切り出したもの)
ここでクルーズコントロール機能がどこまで効くのかと思っていましたが、やはり途中で適用範囲外といった表示が出てオンにすることができなくなりました。
あまりに前が見えないのでゆっくりと50Km/hくらいで走行し、雨雲の範囲を無事に走り抜けることができました。
せっかくなのでドラレコから切り出した動画をアップします。(音はないです)
2.5L NAエンジンだったアウトバックの時は高速を使ってもここまで燃費が伸びることはなかったので、まずまずかなと思います。今回は充電を忘れた結果として、バッテリーがなくても意外と燃費を伸ばすことができることが改めて分かりました。
それに加えて508の1.6L ターボエンジンの性能もなかなか良くてダイレクトな加速反応があるので、エンジンで走るときの楽しさも改めて感じた一日になりました。