長時間フライトのノイズキャンセリング環境について試行錯誤してみる

長時間フライトのノイズキャンセリング環境について試行錯誤してみる

これまでは海外出張で長時間飛行機に乗ることはほぼなかったのですが、今度は米国西海岸への出張が予定されているなど今年度は複数回海外出張がある業務になっております。

それで、長時間フライト中狭いエコノミー席で起きている時間をどのように過ごすかを考えた時には、
 ①スマホ内に保存したテレビを見る、音楽を聴く
 ②Switchでゲームをする
 ③読書をする
 ④機内サービスの映画を見る
といったことが考えられます。

もともとそんなに映画は見ないので、普段から①②③で見たい・したい・読みたいものが貯まっている状況ではあるので、このあたりをこなそうと思っています。

③については文庫本1冊+Kindleを持ち込むことで解決できるのでそんなに悩みはないのですが、①②は「音を聞く」という環境が重要になってきます。


今、通勤時に使っているレギュラーのイヤホンは、時々紹介している

WF-1000XM4

で、先代のWF-1000XM3と比べると、本体が小さくなって装着感もよくなったのと新宿駅のような人が多くいる場所でも切れなくなりました。もともと音もよく、ノイズキャンセリングも強力なので普段の通勤時はこれを毎日利用しています。

国内便とか新幹線とかでは普通に使ってますが、これを国際線の長時間飛行機で使うとなるとちょっと問題があります。

・バッテリーが数時間しか持たないので、バッテリー切れを気にしないといけなくなる。
・小さいし黒いモデルなので、暗くなった機内で下に落とすと発見するのがすごく難しくなる。

といったあたりです。

2つ目の問題は実際に落としてしまうと発見できる気がしないので、着陸後に探すようなことになると目も当てられません。


それでいろいろ考えた末に長時間フライトで使うノイズキャンセリングイヤホンとして、

MDR-NC300D

を持ち出してきました。

これはAmazonの履歴によると2010年12月という12年前に購入した、単三電池で動く有線のノイズキャンセリングイヤホンです。(なのでそこそこ重い)

Nintendo Switchと並べて使うとこんな感じです。


無線ノイズキャンセリングイヤホンの登場によって活躍の場を失い、引き出しにしまわれていたのですが今年度新たな役割をもって再登板をしてもらうことになりました。(実はいまだに音質もよくノイズキャンセリングも結構強力)

ただ、ここで問題になるのは、

・Galaxy Z Fold4はイヤホン端子がない
・電池駆動なので予備を持ってないといけない

です。

1つ目の問題は

タイプC イヤホン変換ケーブル 2in1

を導入することで解決しました。二股構造で充電も同時にでき、Galaxy Z Fold4側の電池切れを気にしなくてもよいのがいいところです。

2つ目の問題は充電式の単三電池を使えばいいのですが、意外と充電器がでかいものしかなく、しかもコンセント型がメインです。

そして色々と探した結果見つけたのが、本体にUSB-Cの口があって直接充電できる

SMARTOOOLS単3形USB充電式リチウム電池

です。

最近ほとんどの充電はUSB-Cに集約されつつあるので余計な充電ケーブルを持たなくていいのもよいところです。

また2個セットなので、一つ電池が切れたとしてももう一つで聞いている間に充電すればよい、となるので、電池切れを気にしなくてもよいのも安心して使えるポイントです。

そして意外だったのですが、このMDR-NC300DとSMARTOOOLSの組み合わせは電池がすごく持ちます。今のところ電池が切れて2つ目に入れ替えるという事態に陥ったことがない状態です。

また、Nintendo Switchにはイヤホン端子があるので特に気にせず使えます。

そんなわけで、

 Galaxy Z Fold4ータイプC イヤホン変換ケーブル 2in1ーMDR-NC300D

という形はケーブルの取り回しも席で座って使う分にはそれほど問題もなく、満足感が高かったのですが使っているうちに一点だけ不満が出てきました。

それは、

再生/停止/早送り/巻き戻しができない

ということです。(イヤホン側の音量を変更することはできる)

これまでいろいろと考えた結果、

 Galaxy Z Fold4ータイプC イヤホン変換ケーブル 2in1ーMDR-NC300D

ではなく

 Galaxy Z Fold4ー(無線)-Bluetoothリモコン/レシーバーMDR-NC300D

とつなぐ形態でつなげばよいと気づきました。


リモコンがついているレシーバーはそんなに種類があるわけではなく、

Glazata ワイヤレスオーディオレシーバ

を選択しました。

見た目はこんな感じで、

上に写っているほうに早送りなどのボタンがあります。

写ってない裏側に音量と電源スイッチがありますが、電源は物理式なので分かりやすくて安心です。


実際に飛行機では試していませんが、試しに

 Galaxy Z Fold4ー(無線)-Glazata ワイヤレスオーディオレシーバーMDR-NC300D

で音楽を聴いてみたところとてもいい音でした。

コーデックもAptXが使えるようで、多少効果があるのかもしれません。

これは期待できる・・・と思っていたのですが、たまたまビックカメラでイヤホンではなくヘッドホンを使って聞いてみたところフィット感もよかったので、次のアメリカ出張に向けてノイズキャンセリング機能付きヘッドホンを導入するか迷った挙句・・・、購入してしまいました。

その話はまた今度。


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