LUMIX DC-TX2のズーム力

LUMIX DC-TX2のズーム力

LUMIX DC-TX2の魅力といえばやはり1インチセンサーにもかかわらず、光学15倍のズームレンズを実装したコンパクトカメラであることです。このサイズ感でいえば競合は全機種のTX1くらいしかなく、購買基準は不安点の解消と値段に納得するかどうかかと思います。

購入を検討されている方の参考になればと思い昨日はISOの比較をいたしましたが、今日は久々に渋谷に出かけたので、そこで1倍、15倍、iAズームを利用した30倍の比較をしてみます。

まずは1倍。遠くに見える中央のビルが今回のターゲット。(1/800 秒。 f/8 8.8 mm。ISO200)

ぐっと屋上まで最大の光学15倍ズームで迫ります。(1/800 秒。 f/6.4 132 mm。ISO200)

かなりくっきりと屋上の鉄骨の様子が見えますね。

そして高度なデジタルズームであるiAズームを使った30倍相当の画像。(1/800 秒。 f/6.4 132 mm。ISO200)

ほぼ破綻なく拡大されてワイヤまではっきり写る恐ろしい解像度です。これらは手持ちで撮りましたが、思った以上に手振れ補正も強力で、明るい昼間のズームはほぼ問題ないといえます。

(オリンパスの手振れが強力なのは実感していましたが、パナソニックのをなめてました)

ただ先ほどの画像は1倍でもある程度屋上構造が見える距離感でしたので、今度はさらに遠くを眺めてみることにします。

まずは1倍。(1/800 秒。 f/6.3 8.8 mm。ISO200)

先ほどは地上からでしたが、今度はビルの16階からガラス越しに撮ったものです。赤く囲んだ見えるか見えないかよく分からないエリアの拡大です。

赤い部分を無理やり拡大してみると、微妙に赤白のクレーンらしきものが見えます。

光学15倍で撮影すると、このくらいクリアに見えます。(1/800 秒。 f/7.1 131.7 mm。ISO200)

続いてiAズームの30倍。(1/1000 秒。 f/6.4 132 mm。ISO200)

クレーンの骨組みの数まで数えることができそうなほど写すことができます。これらもすべて手持ちです。

昼間のズームで試してみましたが、動かない被写体であれば手持ちでもある程度動かさないように意識すればぶれのない写真を撮影することができるということがわかりました。

パナソニックのカメラは久々でしたが、ここまで進化しているとは思いませんでした。大きめセンサー、高倍率ズーム、コンパクトに興味がある方であれば、お勧めできる1台です。

最大ズームで夜景も試しに撮影してみましたが、三脚があれば非常にノイズが少ない写真を撮影できることがわかりました。こちらについてはまた折を見て・・・。

Panasonic コンパクトデジタルカメラ ルミックス TX2 光学15倍 ブラック DC-TX2-K

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

デジカメカテゴリの最新記事