プジョー508 Hybridで街乗り50Kmで燃費の最適化を試みて100Km/Lを目指してみる

プジョー508 Hybridで街乗り50Kmで燃費の最適化を試みて100Km/Lを目指してみる

先週末に山梨方面に出かけてみました。往復約240Kmなので行程の2割以下しか使えないバッテリーをどう使うか、初めての高速道路で燃費がどうなるかなど考えながら走ってみました。いくつか分かったことがありますが、まとめるのに整理が必要なので、次回以降にレポートをしたいと思います。

先日はスーパーで208と並んだ写真をお見せしましたが、今回は高速道路のSAで旧モデルの508ワゴンと並ぶことができたので写真を撮っておきました。こうしてみるとテイストが全然違いますね。


今回ご紹介しようと思ったのは、前回の記事で書いた「プジョー508 Hybridで街乗り50Kmを走った時の燃費を調べてみる」の更新版です。

というのも、前回はバッテリーの使い方を完全に車に任せてみたところ、

バッテリーを使い果たし、エンジン利用で帰り道の渋滞に突入する

という結果になってしまったため、

エンジン利用で帰り道の渋滞に突入しないように、40-50Kmでしばらく走れる道は
手動でSportsモードに切り替え、エンジンを利用してバッテリーをセーブする

ということを試みようという趣旨です。

渋滞燃費は巡航走行燃費の半分と考え、前回燃費の50Km/Lを上回る100Km/Lくらい出せるかなという想定です。


結論から言うと、惜しくも倍の100に届かずも

堂々の90.9Km/L

で50Kmを走ることができました。

今は涼しい気候なのでエアコンを使わずに窓を開けていたという好条件もありますが、バッテリーが2Km分残ったので、もう少しエンジン利用をセーブしていれば100Km/Lに届いた気はします。


ということで、今回も前回同様に表にしてみました。(参考までに前回走行を下に掲載。)

行きは電気8・ガソリン2で走行しましたので(トリップメーターのモードで、ZERO EMISSIONの割合が出るので、電気走行の割合が出る)、燃費は76.9Km/Lと前回の125.0Km/Lよりも悪い数字になっています。


しかしそれによりバッテリー残量を65%程度(メーター目視)確保することができていたので、帰りでバッテリーが切れることがなく渋滞でも燃費(電費)が悪化しにくい電気走行を利用できました。

また、最後は家に着くまでにバッテリーが持つことが見えてきたのでElectricモードに切り替えて走りました。(電気走行可能距離は結構変動するので正確に信用することはできないのです。)

その結果、帰りの燃費は前回の33.3Km/Lを大きく上回る108.4Km/Lという高燃費をたたき出すことができました。(行きと往復燃費計からの計算になります)

これにより50Kmを走った時の消費燃料は前回の1Lから0.56L(どちらも燃費計からの計算)とほぼ半減させ、バッテリーについても使い果たさずに残量があるという、エネルギー効率の良い走行ができました。(ただし、前回よりやや渋滞は少なかったという好条件もあり。)

これを思うと、プラグインハイブリッドについてはバッテリー走行距離の制約があるので、40Kmを超えるような距離をどう走るかはよく考え、手動で切り替えた方が使うエネルギーが効率的に使えるということになります。

これをめんどくさいと思うか、達成考えられて楽しく思うかは個人の嗜好によるところが大きい気はしますが、確実に消費ガソリンは減らせますので、こういうことが苦にならない方にはPHVはお勧めできると思います。

プジョー508カテゴリの最新記事