Z50+DX18-140mm f3.5-6.3と24-200mm f4-6.3の最大ズームの写りを調べてみる

Z50+DX18-140mm f3.5-6.3と24-200mm f4-6.3の最大ズームの写りを調べてみる

2月に購入したとお伝えした

NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRですが、非常に使い勝手がよく、標準キットレンズとの重量差もそれほどないので、Z50にはずっと装着している状態です。

並べるとこんな感じで重さは200gくらい増えてはいますが、広角はほぼ差がなく、ズームがぐっと3倍くらいに増えているのが分かります。

一方、もともと使っていたNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRは望遠能力は素晴らしいものの、やはり広角で撮れないのが結構つらく、1Kgを超えていたので重さもちょっとしんどかったです。

ということで今回はこの二つのレンズでズーム性能にどれくらい差があるかを比べてみたいと思います。

場所は前回と同じ場所から遠くの学校を撮ってみました。

ただし、18-140は2月に撮影したもの、24-200はちょうど1年前の5月に撮影したものになるので、撮影時のコンディションは異なります。(2月に撮影はしていたのですが、形を整えるのに時間を取るので、時間が取れるタイミングがなかなかなく、遅くなってしまいました。)

まず概要を並べるとこんな感じです。

最大ズームで撮った絵は結構違いますね。

拡大してみるとどうなるのかを見てみましょう。

18-140も頑張ってはいますが、やはり学校の文字はかなり読みにくいくらいまでぼやけてしまってはいます。

また、ブロックの陰影の差が少ない部分はほぼ消えてしまっていますが、黒いフェンスや排水口はちゃんと分かるくらい残っています。

窓については鮮明さがやや劣るようには見えますが、こちらも望遠であることを考えると結構見える状態かなと思います。

というわけで、最大望遠性能については24-200に軍配が上がるのは確かなので、近くの画角よりもズームの鮮明さにこだわる方は24-200の方がよさそうです。ただし、使い勝手を考えると、DXフォーマットの方は18-140をお勧めしたいともいます。(すこし安いですし)

デジカメカテゴリの最新記事