たまには旅や城の話を・・・、ということで今回の夏休みは東海の城廻り旅行を行うことにしました、というかしてます。
台風の影響を注視していて行けるかどうか気をもんでいましたが、東にそれたので首都圏は台風の影響が出ている一方で東海は快晴で暑かったです。
アウトバックの安定性とアイサイト、新東名の組み合わせは本当に楽です。制限速度110Km区間は110Kmで走っても80Kmくらいの体感で運転の疲れがほぼない感じです。
せっかくなので初日の今日行った①諏訪原城→②高天神城→③横須賀城→④掛川城→⑤牛久保城を順にご紹介したいと思います。
まずは最初に行ったのは諏訪原城（場所はここ）。
中世の城らしく、建物も石垣もありませんがそういうのを楽しむ場所です。武田勝頼のシンボルである諏訪の名前を冠し、諏訪神社を祀っているだけあって、武田氏の威信をかけて作ったと思われる巨大な山城でした。
この城のキーワードは馬出で、巨大な馬出、複数の馬出（標識がすごい）が西に向かって張り出されていて、作り手の西進の強い意志を感じるいい城でした。
馬出は前面に堀を掘って、（武田氏は）三日月型に作った防御と出撃を兼ねる施設で、大阪城の真田丸も大きな馬出といえます。
馬出と聞くと立ち上がりそうな方はぜひ行ってみることをお勧めしますが、虫が多くいて虫よけはしておいたほうがよさそうです。つぶらな瞳でこちらをじっと見つめていたトカゲ君のアップもご紹介です。
ここで諏訪原城が出ている本のご紹介です。諏訪原城自体がそこまでメジャーではないのであまり出てきませんが、一番参考になるのは
です。
これはほんとに丹念に調査して、武田勝頼がどのように戦っていったのかが分かる良書です。ボリューム大ですが辞書的にも使えて、今回改めて旅から戻って復習しました。
