草野球撮影用にアクションカメラXTUを導入(前編)

草野球撮影用にアクションカメラXTUを導入(前編)

草野球をやっていると、後で内容を見返したり、名場面を写真として切り出したりと一試合丸ごとビデオに残すことが結構有効です。

かつては自前のSONY Handycamを使っていましたが、2年前にチーム用にJVCのGZ-R470-Wを2万6千円で買って使っていました。

僕が考える草野球カメラの選定の条件は以下の通りでした。

①急に雨が降ってくることもあるので、防水であるほうが望ましい
②2時間枠で賞味1時間45分の試合を取りっぱなしできるバッテリー性能が必要
(2試合やることが多いのですが、交換式であれば試合の間に交換できるので1試合分でも可。充電しながら撮影は、高温になったり防水性能が落ちるので可能なら避けたい。)
③ピントが広くあい、写真として切り出すためにある程度画質がきれいなほうが良い
④PCで扱いやすいようにファイル形式はMP4のほうが良い
⑤ダイヤモンドを全部カバーできるように広角であるほうが望ましい
なお、据え付けておくので光学式手振れ防止は必要ないという考え方です。

実際に使ってみると、
 ①〇、②◎(2試合持つ)、④〇
だったのですが、
 ③画質があまりよくなく、⑤は思った以上に画角が狭い感じでした。

⑤の画角の狭さを改善するために、広角にするレンズも取り付けてみましたがそこまで広くはならずというところで、少し残念な結果になりました。

そのため、ちょっと前にご紹介したFIMI PALM 3軸ジンバルカメラはこれをカバーするために画角の広さを評価して買ってみて使ってみたのですが、三脚穴が使いにくいので固定がしづらく、広い範囲にピントが合わず、何より熱くなるせいか勝手に撮影が終了してしまうという状態で、安心して録画しっぱなしという用途で使えないというのが正直なところでした。(手振れ補正が強力な分、電池も食いました)

評価としては
 ①×、②△、③△、④〇、⑤〇

といったところです。


ただ、広角にとれるのはなかなか良いなと思ったので広角のカメラを探していたところ、アクションカムがある程度安くて一番広角に撮れそうということが分かってきました。

アクションカムは結構たくさん種類がありますが、GO Proはかなり高価ですし、安価な中華アクションカムはMOVファイル形式でしか対応していないものが多いのがネックでした。

そんな中で調べていったところ、

XTU MAX 4K

であれば、スペック上①④⑤をしっかり満たしていました。②③は実際に使ってみないとどちらにしても分からないところ、セール時に2万円を大きく切る料金だったので、実際に購入してみました。

結論から言うと、②③も満たしておりとても良い買い物になったと思います。(バッテリは30fpsの画質であれば2時間強もつというところで、予備バッテリも合わせて購入することで2試合対応しています)

せっかくなので2台構成として、JVCのGZ-R470-Wはややズームして投手打者を中心に撮り、全体をXTU MAX 4Kで撮る、という形にしています。

XTU MAX 4Kの画角イメージとしてはこんな感じです。ほんとはもう少し広角なのですが、周辺が湾曲するので少しズーム(おそらくデジタルズーム)しています。手前から奥のビルのほうまでしっかりとピントがぼけずに撮ってくれているのが分かります。

画質やfpsによる容量やバッテリ持ちの違いを検証してみたところ、意外なことが分かりました。また、バックネットへの固定のやり方なども試してみたので、また次回お伝えしたいと思います。

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